弁当業者に就職したウクライナ人女性~その後の生活は 福岡

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  • Опубликовано: 5 фев 2025
  • ウクライナ支援の話題です。先日、福岡市の弁当業者に就職した女性を紹介しましたが、その後、どう過ごしているのでしょうか?取材しました。
    ウクライナから福岡市の娘を頼り避難してきたラリーサさん。夫婦で会社に来てほしいと連絡を受けました。どこへ行くのか不安げな2人。
    ●記者リポート「ラリーサさんを乗せた軽トラック、これからある場所へ向かいます。喜んでくれますかね」
    到着したのは全国チェーンの自転車店「あさひ」。
    ●ラリーサさん「びっくりしました。自転車!」
    急きょ呼び出されたのは、解雇される話だと勘違いしていたようです。
    ラリーサさん、家でじっとするよりも体を動かしたいと働き始めました。夫のウラディミールさんも一緒に働くことが決まりましたが、通勤は娘のアンナさんが仕事の合間を縫って送迎しています。
    そこで自転車をプレゼントしようと、ウクライナの避難民を支援している民間企業が相談し、理美容店を九州一円で展開する「こうのいけ」グループの高野社長が「是非」と手を上げました。
    店員とアンナさんが進めたのは電動自転車。今度は違う自転車を・・・
    ●高野勝社長「楽しそう。すいすい仕事場に行けるんじゃないですかね」
    ●ラリーサさん「本当に感動、感謝、涙がこぼれそうで」
    ●高野勝社長「お父さんはトレーニングのために電動じゃないほうを」
    ウラディミールさん、自転車に乗るのは小学生以来。それでも何台か試乗するうちに・・・
    ●ウラディミール「イエスOK。ありがとう、幸せです」
    ●高野社長「車に気を付けて運転してください」
    ●平山アンナさん「こんなプレゼントをいただいて大丈夫でしょうか」
    ウクライナを支援するため立ち上がった福岡県と福岡市も参加した官民の会議が、もつ鍋店「楽天地」で開かれました。ジョッキの中身はお茶です。
    ●楽天地 水谷崇社長「同じ人間としてお互い助け合える時は助け合った方が良いですよね」
    ●福岡県国際局国際政策課 鹿毛久史課長補佐「避難された方だけしか県営住宅に入れないのか、呼び寄せた家族も一緒に引っ越すことができないのか、と前もってお尋ねがあったり・・・」
    ●福岡県国際交流センター多文化共生・留学生部 岩井昌也部長「ウクライナの方の相談を受けているということを、もっと知っていただく必要があるのかなと、潜在的な相談、もっと入ってくるのではないかなと思っています」
    福岡県・福岡市ともに公営住宅の無償提供は決めています。一方で、破壊された街を復興するための足がかりとして、幅広い学部で学生の受け入れが出来ないか要望が出ていました。
    ●福岡市総務企画局国際部国際政策課 田中顕治課長「九州大学がサマープログラムを開催されていらっしゃるんですが、ウクライナの方であれば無料で受け入れをするというよなことをおしゃっていただいています。こちらはオンラインで」
    ●小西ルダミラさん「支援金・支援物資集める方法、何かないでしょうか」
    何が実現可能で、何が困難なのか。在日ウクライナ人と行政、民間との会合は複雑に絡んだ糸をほどくかのようです。
    自転車をプレゼントされたアンナさんの両親が元気に顔を見せました。ウラディミールさんは26日が初出勤となります。
    ●ウラディミールさん「ちょっと不安です」
    あいにくの雨で、自転車での通勤とはなりませんでしたが、夫婦で練習し娘に内緒で海岸線までツーリングしたそうです。言葉が通じず、風習も異なる遠い国へ避難し、祖国へいつ戻れるかという不安・・・、ほんの少しでも安らぎになればと願うばかりです。

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